2020年にインターンをしてくれた、4人からのコメントをまとめて掲載します。
図書館で働きたい人、将来ゲストハウス&Barを開きたい人、学校の先生を目指す人、学校とは違う子どもの学び場をつくりたい人、みんな様々でした。
新型コロナの感染が全国に広がる中、新宮周辺は感染者はでなかったとはいえ、難しい時期のインターンだったと思います。本当にありがとうございました!!
Fさん(インターン時期:2020年2月) 大学3年

今回のえんがわインターンは普段接することのない人達とたくさん関わらせていただきました。2週間刺激をたくさんもらい、新鮮な気持ちで過ごさせていただきました。
大学を卒業して地元に就職して仕事をするというのが普通というふうに思っていたところがあったのですが、様々な生き方、幸せの形があると思いました。
瓦そばイベントの際には多くの人が集まってくださり、人と人の繋がりを強く感じたし、なによりえんがわやてつじいの人を呼び寄せる力を感じました。
このような場所があることでどんどん地域の輪も広がるのだと思いました。教員になろうとしている私にとってこれから大切になってくる繋がりのような気もしました。
その場にいた人が自分のイベントを宣伝して次はそれに行くねと話してお互いのやっていうることを応援し合っている気がしました。そして、みんなが今の自分で満足せずもっと楽しむためには、と前を向いている姿が素敵だと思いました。
教員を目指そうとしている私は教育の狭い世界にいてこの世界とはまた異なる世界があって異なる生き方をしているんだなと感じました。なによりみんなが楽しそうに仕事をして、人と関わりあっているように感じました。私が教員になった際には地域の人との関わりを大切にしながらやっていけたらと思います。自分自身のためでもあるし、子ども達にとっても学校が広いコミュニティーをもっていると楽しいと思います。
今回の二週間で最も印象に残っていることは2月19日の日報にも書かせていただいたのですが、クラス作りを行うときにどのようなことを意識したらいいと思う?という質問です。これ対して子どもたちもそれぞれだし、去年うまくいった方法が次の年にうまくいくわけではないからわからないと答えると、実際はそうではなくて知らないだけではないのか、本当は基礎の部分があるはずということを聞くまでそのような考えを全く持っていなかったと気づきました。私のような毎年受け持つ子どもが違うからクラス経営も毎年1から作っていくという形だと自分自身もしんどい思いを毎年することになるのだと思いました。いますぐに良い方法を見つけることはできないかもしれませんがいつかこれという方法を見つけたいです。そのためにも自分から動いて尊敬する人に会いにいくとかコミュニティーを広げるなどする必要があると思います。狭い世界で生きるのではなく広い視野を持った面白い教員になりたいと思いました。
今回てつじい、みおさん含め様々な人にお世話になり2週間という短い期間でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。また来たいと思える温かい人と場所でした。今後私自身がどのようになるか私にもわかりませんがいつかまた成長した姿でお会いできればと思います。ありがとうございました。
長畑京花(インターン時期:2020年2-3月) 大学3年

[えんがわインターン終了!]
ユース支援を軸に図書館✖︎自習室✖︎ゲストハウス としての機能を持つ私設図書館で2週間インターンをしてきました!
色々な役割や考え方の人が重なってできる
空間の面白さを十分に感じることができました😁
コロナの影響でイベントをやり辛くなったりしましたが、この状況をどうするか、どう工夫するか…
現場で対策や考え方を聞けたり、動き方をみれたことで勉強になりました。
挑戦の場を与えてくれたてつじい、おいしいご飯や色々な場所と出会わせてくれたみおさん。
とっても素敵なえんがわ夫婦でした☺️
そして色々な話を聞かせてくださった新宮市や勝浦、尾鷲の皆さんありがとうございました!
本当に出会えてよかったです。
ゆったりと進化していっているえんがわと
新宮市の場所たち。
今度来るときはどうなってるか楽しみです☺️
橋口真帆(インターン時期:2020年3月) 大学2年

和歌山県新宮市にある私設図書館Youth Libraryえんがわで、2週間インターンをさせていただきました。
えんがわは古民家をリノベーションした居心地の良い図書館ですが、本を読まなくてもくつろいでOKなみんなに開かれた居場所です。若者のやりたいことをなんでも自由にできるよう応援してくれ、なんとゲストハウスもやっています。
インターンを決めた理由は、私がよく通っている、ひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイスという図書館を内包した施設と共通している部分がある場所だと思ったからです。
その共通点とは、誰にでも開かれた場所である点、そして出会いが生まれる場所である点です。開かれた場所であることは最初に触れたので、出会いが生まれるという点について。
えんがわには小中高生や旅行者だけでなく、地元の方も集まり、たくさんの交流が生まれます。
期間中に私は50人以上のひとと出会って話すことができました。
質問したりされたり、自分が思っていることを言葉にしたりしながら考えるうちに、会話の中で、自分の輪郭が次第にはっきりしていきました。新しい出会いによって、私の思考力は50人力でした!常識に囚われないアイデアを持っている人やあたたかい人が集まって、人間関係化学反応のようでした。
ただはじめは、図書館としての機能や若者の進路の悩みに寄り添う場所であることが、たくさんの人に知られていないことが残念だと感じました。
しかし、これは個人的な印象ですが、ここは多くの人のためにある場所というよりは、一人、一人のために力になるよ、というスタンスの場所なのかなと感じました。実際に私は、その一人、としてとても良い経験をさせていただきました。
私がインターンとして期待されていた役割は何だったか考えると、私がえんがわにいることで発信力になって、えんがわとの関わりの中に一人でも二人でも新たな人を巻き込むことだったのではと考えています。
私がえんがわでたくさんの人と出会えたのと同時に、私と出会ったことでえんがわとの関わりが深くなった人もいました。そうやって少しずつ広がってきた輪が、あの場所の空気感を作り出しているのかなと思います。
働くこと・ボランティアについて、引きこもりについて、情報発信や言葉の難しさ、外国との関わりについて、環境問題について、図書館の役割についてなど、具体的に考えたことはまだあるのですが…
ひとまず新宮のみなさんとの出会いに感謝、特にインターンとして迎え入れてくださったえんがわの並河哲次さん、未央さんに感謝したいです。ありがとうございました!
齋藤幹太(インターン時期:2020年4月)社会人1年目[18歳]

インターンのまとめ
この1カ月間はコロナと切っても
切り離せない関係を保ちながら
過ごしました。まずコロナがなければここでインターンすることも
なかったので、それはそれで
不幸中の幸いでした。
図書館の方は、来て2日目にして
休館になってしまったので
えんがわの業務はほぼ体験することがないまま1ヶ月が過ぎました 笑
その代わりといってはなんですが
この1カ月はひたすらリフォームに
取り組めたと思います。神倉書斎も
もちろん、えんがわ自体も
セカンドキッチンを作るために
様々なものを壊し、調査し
またぶっ壊し、そして少しずつ
新しい形を作り上げていきました
壊したは良いものの
その後どうするのか全然想像できなくて不安もありましたが
汐崎さんをはじめとする
様々なお助けキャラの力によって
どんどん完成していく様子を
間近で見えたのは、自分にとっても
良い経験値になったと思います
頭の中で描いてるものが
違いすぎてすれ違うことも
ありましたが、世間って
こういうものなのかもな~
って感じながら乗り越えました。
でもこうやって改めて考えると
てつじぃやみおさんを始め
多くの地域の方が
どこの馬の骨かも分からん俺を
温かく受け入れてくれて
とても幸せだったなと感じます
社会人のスタートの地として
この先も忘れることはないでしょう
俺自身、この先もっともっと
刺激を追い求め自分が興奮する方へ
突っ走っていこうと思います
そのなかで、またいずれ
新宮に来ることがあれば
またえんがわに顔ださせてもらいます!1カ月間ありがとうございました